2012年8月29日水曜日

映画『ヴァンパイア』予告編







岩井俊二がカナダを舞台に全編英語で撮りおろした最新作!
脚本・監督・音楽・撮影・編集・プロデュースと一人6役、“岩井ワールド”が炸裂する。

『Love Letter』『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス』など、孤高なる美意識と世界観で観客を魅了する岩井俊二待望の最新作『ヴァンパイア』がついに公開!

本作は、病身の母親と暮らす高校教師サイモンが、あるwebサイトに集まる“死にたい少女たち”に血を求めて寄り添ううちに、しだいにピュアな愛に昇華してゆく“奇妙な純愛物語”だ。
岩井にとって8年ぶりの長編劇映画となる『ヴァンパイア』は、原作から脚本・監督・音楽・撮影・編集に至る隅々にまで、まさに心血を注ぎこんだ、渾身の一作となった。

story

男はある場所で“ゼリーフィッシュ”と名乗る女(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)と待ち合わせた。見知らぬ者同志、共に死のうとしている。「最後の一日を最高の日にしたい」というゼリーフィッシュに、その男“プルート” (ケヴィン・ゼガ―ズ)は、穏やかに死ねるある特別な方法を試すことを提案する。「血を抜こう」。

この男、サイモン・ウィリアムズは高校の生物学教師で、アルツハイマーの母親ヘルガ(アマンダ・プラマー)との二人暮らし。学校では自殺を考える生徒ミナ(蒼井 優)に「死んではいけない」と説得する誠実な教師を演じているが、プライベートの彼は自殺サイトに接触して、血の提供者を探していた。自殺志願者の間では有名な存在で、“ブラッドスティーラー”または“ヴァンパイア”と呼ばれ恐れられているが、せっかく飲んだ血は後で吐いてしまうし、他の殺人犯が女性を狩る姿を見てパニックになる、気の弱い男でもある。

ある日、サイモンは標的として選んだ“ラピスラズリ”という女性によって思いがけず集団自殺に巻き込まれる。辛くも生き残った“レディバード”(アデレイド・クレメンス)という女性と迷いの森を脱出するが、その道中、自分がヴァンパイアであることを告白してしまう。後日、レディバードはサイモンに血の提供を申し出る。彼女はもう一度自殺したがっていた。そして同じ頃、教え子のミナも自殺を企て、サイモンにとって最も長い一日が始まる。

映画『ヴァンパイア』公式サイト



『スワロウテイル』は、最も好きな作品のひとつです。

待望の最新作となれば、もちろん気になりますね。

日本からは、蒼井優さんが参加されてます。





oeuvre;ウーヴル 


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